月世界治安維持管理局

メンタルの治安守っていこ

実質のことはじめ

ヴァルプルギスの夜、ご存じですか?

欧州における魔女のお祭り……みたいな認識がスタンダードでしょうか。

きっかけ

私がこの名前を知ったのは

魔法少女まどか☆マギカ が初めだったと記憶しています。

主人公たちが倒すべき強敵の呼称でしたね。その時はただ「なんか怖いやつ」程度の認識でした。

次に調べてみようと思ったきっかけは

Leet speak Monsters のBeltaneという曲から。


www.youtube.com

✨とても素敵なので聞いてみていただきたいです✨

この曲のサビの最後に「星空向ける手流れ星降る 踊るワルプルギスの夜」という詩があるのです。

ワルプルギスの夜とは?

なんだか怖そう?悪い魔術の儀式みたい?ちょっぴりそう見えることもあるかと。

ワルプルギスの夜という言葉が出てくる先ほどの曲のタイトルはBeltane。

大体同じ意味なのかと思いきやしらべてみると少し違うみたいです

 

そもそもワルプルギスという名称はイングランドの宣教師にして聖人・聖ワルプルガに由来するものであるそうです。

しかし、この五穀豊穣祭Beltane自体はキリスト教よりも歴史が古く

ケルト文化版のイースターみたいなものだと解釈するとわかりやすいかもしれません。

例年4月30日の夜(ワルプルギスの夜)にはドイツ中部ブロッケン山にて魔女たちが集まり篝火を焚くなどして大規模な集会が開かれているそうです。

 

もしやこれ

ワルプルギスの夜=魔女たちの集会。夜間に行う

ワルプルギス自体=みんなで五穀豊穣を願う祭。日中に行う

みたいな話では?!

クリスマスよりクリスマスイブが大事に目立っちゃってる、みたいなことでは?!

 

話が少し逸れました。

元の話に戻って私が注目したいのは

ワルプルギスの夜」は要は豊穣祭。これから豊かにみのり育つように願い祈るお祭りの日。

通常4月30日の夜から5月1日にかけて行われます。

そして今年の5月1日は新月なのです。新月はスタート地点・種まきの時として認識されます。新月や満月の日はお願い事をするのに良いとされています。

考え方は魔術系統によりますが当局では

新月・これから満ちていく世界に期待を込めて、何をしていくか・どうなりたいかを願うのに打ってつけ

満月・満ちた世界に感謝すると共に次の世界までに何をしていくかを決めていくのに打ってつけ

のような考え方をしています。「いい機会だしこの辺りで考えてみよう」ですね。

願いを書き留めよう

せっかくなのでお願い事、してみましょう!

紙に書くのがおすすめです。紙も大きめだとなおよしです。

スマホのメモの方がいつでもみられるよ?書いて誰かに見られるのは恥ずかしいから…

気持ちはわかります。ですが当局が紙に書くことを薦めるのは以下の点から

・ヒトは良くも悪くも忘れる生き物。そして願い事とは意外と儚いもので捕まえてみないと消えてしまいます。また、実態がわからないまま終わることにも繋がりかねません

・可視化するには抱いた願いを言葉にする必要があります。言葉に表せば自分が何を願っているのかとぼんやりしたものに輪郭がつきます。

・また、紙に記すことで

 ペンを動かす感触

 インクや紙の匂い

 紙の上をペン先が走る音

など頭で考えるだけでは得られない感覚も刺激してくれます

・書きあがれば目に見える。つまり視覚にも作用します。視覚はヒトの知覚する情報源のの8割を占めているとも言われます。そのため脳に入って行きやすいのです

・五感を使って願い事を書き留めることによって脳が勝手に「これ叶えなきゃなんだね」と判断し知らないうちに叶えるためのアプローチをするよう意識してくれます。

 

物理的に「手を動かす」のは意外と重要なのですね。

 

また、このお願い事書留を満月・新月のたびに行なっていただくと良いとされています。

願いを書いた紙は処分しても構わないそうですが、私はノートに書き留めていますので見返すこともしています。

見返してみると過去の自分と今の自分では願いの内容も質もかなり変化していることがわかります。

自己成長や価値観のブラッシュアップ、本当に欲しいものの認識ができる習慣となっています

 

最後に

なんだかんだ書き連ねましたが私自身はまだ「本当に欲しいもの」が自信を持ってわからないのです。人生をかけて欲しいもの、叶えていきたいこと。

見つかって、向き合えている人が羨ましくもなりますがよそ見して見つかるものでもないのでしょう。答えは自分の中にしかないのです。

 

何を選んでいいかわからなくなるほど自由な現在において選択肢の多さは悩みの種でもありましょう。それなら一番身近にあるものから比べて選んでみましょう。

幻惑でも、表層でも、あまりに身近で気がつきもしなかったものでも、願いを書き出して見ることができたら少なくとも「これだ」「これじゃない」のタグづけができると考えます。

そして世に溢れる選択肢から探さなくても目の前にあるものにYesかNoがつけば少しだけ欲しいものに近づけるはずです。100択では選びきれないものも2択になれば選べるのです。

違ったのならまた別の案にYes/Noをつければいいのです。

そうしていくうちに願いにも傾向が出てくるので、選択できるまでに範囲ができているはず。

そして、そこまで突き詰めたからには「やりたいことをやっている」自分にいつの間にかなれているのかも。

 

世界の無垢な願いが叶いますように。この記事があなたの願いを見つけるきっかけになりましたら幸いです。

では此度はここまで。またお会いしましょう